公職選挙法の解説ブログ br>
選挙違反の事例を徹底解説
「べからず法」といわれる公職選挙法ですが、実際の選挙の現場や選挙違反の事例などを挙げながら、選挙全般について解説していきます。
朝一でこのニュースを見てびっくりしました。
<選挙違反>町民306人書類送検 徳島・藍住町議選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080401-00000010-mai-soci
<選挙違反>町民306人書類送検 徳島・藍住町議選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080401-00000010-mai-soci
町議選は今年2月17日に投開票。調べでは同法違反容疑で逮捕、起訴された同町東中富、町議、木内真三郎被告(72)が昨年11月下旬、ハム詰め合わせ約900セットを有権者に配った。約200セットは受け取りを拒否されるか受け取った後に返品されたが書類送検された306人は受け取ったままだった。記事にもあるように徳島県はもともと激しい選挙戦を繰り広げてたところのようで、30年ほど前にも約500人が選挙違反で摘発を受けたとのこと。
こういうことが日常的に行われていたんでしょうか?
普段は歳暮代わりに数十セットだったが、定数減で危機感を感じ、自分が住んでいる村全員に配ったとか。
激しい選挙戦は判りますが、選挙戦の方向が明らかに間違っています。
選挙区が小さくなればなるほど一人一人の動向が選挙戦に影響するため難しくなるのは判りますが、それにしてもこれはひどすぎます。
しかし900セット配って受け取りが306名、複数受け取りした人もいるでしょうから500セットは相手に渡っていると考えてで、仮に1セット2,000円としても100万円。
で実際の得票が688票。
1票あたり1453.5円なり。
400セットの返品ができなかったと考えれば、1票あたり2616.3円。
普通に選挙すれば、もう少し効率的に集票できると思いますが。。。
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普段は歳暮代わりに数十セットだったが、定数減で危機感を感じ、自分が住んでいる村全員に配ったとか。
激しい選挙戦は判りますが、選挙戦の方向が明らかに間違っています。
選挙区が小さくなればなるほど一人一人の動向が選挙戦に影響するため難しくなるのは判りますが、それにしてもこれはひどすぎます。
しかし900セット配って受け取りが306名、複数受け取りした人もいるでしょうから500セットは相手に渡っていると考えてで、仮に1セット2,000円としても100万円。
で実際の得票が688票。
1票あたり1453.5円なり。
400セットの返品ができなかったと考えれば、1票あたり2616.3円。
普通に選挙すれば、もう少し効率的に集票できると思いますが。。。
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プロフィール
HN:
どら坊
性別:
男性
職業:
選挙スタッフ
自己紹介:
関西方面で衆参の国政選挙を中心に都道府県議会選挙や首長選挙など、多種多様な選挙で候補者選対のスタッフを務め、多数の勝利を経験させていただきました。
選挙に勝つことはもちろんですが、「違反者を出さない」選挙を心がけ、おかげさまで私が入った選挙では公選法関連で問題を起こすことなく無事に選挙戦を進めることができました。
選挙に勝つことはもちろんですが、「違反者を出さない」選挙を心がけ、おかげさまで私が入った選挙では公選法関連で問題を起こすことなく無事に選挙戦を進めることができました。